気付けば人生、沼だらけ。

サザンファンがKAT-TUN沼に堕ちてみた日々の雑記、のはずが他にも扉を開き中。

そこは沼ではなくて・・・KinKiコンサートで思うこと。

大晦日にあげた拙いブログ、掛け持ちに心広いKAT-TUNファンの皆さんや、私のようなド新規にも優しいKinKiファンの皆様に読んでいただいてるようで、本当にありがとうございます。ちょっとふざけた文章になりがちなのは、性分なのでお許し頂ければと思います。

 

さて大晦日の怒涛のカウコンを経て、宣言通り京セラ行かせて頂きました!

初めての京セラ、初めてお会いする方達、そして初めての生KinKiさん・・。

朝からずっと吐きそうでした・・。

新幹線でも何も食べれず、大阪着いても何も食べず・・。

そんなの初めてで、どうしようもなく緊張しておりました。

 

同行させて頂く可愛い年下女子2人(すごい良い子で幸せでした・・。)と会場内に入って、お喋りしててもずっとなんだかドキドキで・・。

 

時間と同時にオーケストラにの音が鳴った時、ものすごくなんというか上質な時間が始まった・・という予感に満ち溢れてて・・2人の姿が見えた時、

 

「あぁ・・神々しい・・・」

 

と心の底から思いました。

 

私は舞台装置とか照明を見るのが好きで、歌やパフォーマンスももちろん大事なのだけど、照明次第ではすべてが半減するという考えなので、KAT-TUNやKinKiさんにハマった理由はステージの作り方だったりするのです。

 

メリハリだったり、きてほしい所で光や特効がきたり、きちんきちんと盛り上げつつ最後にカタルシスを生み出すようなそういう作り方ができてるものが好きです。

 

まだすべてのKinKiさんのコンサート映像を見れてないのですが、最近のをいくつか見せてもらうと、レーザーやムービングライトを客席側に向けてるものが多いなぁと感じてました。

 

KAT-TUNは比較的ステージ側に矢の如くレーザーを入れまくる印象なので、そこはなんとなくそれぞれの特色なのかなーと思ってたのですが、今回のKinKiさんの序盤のムービングライトは素晴らしかった・・。

 

優しく踊る白い光で包まれて、二人の歌声と光が融合して・・・。

会場全体が浄化されていくような、穏やかな、でも切ない感覚に満たされました。

泣くかと思った・・。

光がね、

「大丈夫・・。安心して歌って・・。ここは幸せな時間だよ・・」

と、語りかけてるように見えました。

愛が凄かった。二人の歌声からもすごくそれを感じました。

 

ふざけてるわけじゃないけど、ちょっとだけフランダースの犬のラストが脳裏をよぎりました。

私、天に召されるときはあんな歌声と光に包まれたいなぁ・・。

 

オーケストラメインという性質上、アッパーな歌は少なかったのと思うのですが、本当にKinKiさんだからできるステージだって、「歌を聴かせる」ことができる人達にしかできないステージだと思った。

 

優しさ、力強さ、切なさ、哀しみ、前向きな気持ち、揺らぐ気持ち、決意、愛しさ、脆さ、儚さ、迷い・・・でも進んでいこうとする気持ち。

 

皆が持ってる色んな感情を、そしてきっと二人も持っているだろう感情を、歌声にのせることができる歌手は稀有だと思うのです。

 

あぁ・・KinKiは聴く人をとんでもなく深いところに連れてってしまう人達なんだなぁ、と思ってしまった。

 

けっこう自分の過去のキズや痛みを見つめるような気持ちにもなるし、でもその先できちんと抱きしめて癒してくれるような・・カウンセリングのような感じ。

 

「楽しい!」「キャー♡」「ストレス発散!!!」

 

だけではない何かを求めてファンをされてる方も多いのだろうなぁと・・。

 

そんな気持ちからのMC・・・。

 

ハイ、きた!ギャップ!!!

 

ハァ・・平和。尊い・・。

なにこの楽屋みたいな会話・・。愛しい・・。

やわらぐわぁ・・・。頬の筋肉緩むよね・・・。

 

正直、先日φコン観たばかりの自分としては「10年おきのチュー」期待して無かったといえば嘘になりますが、今回そんな感じではないのだろうなぁと思っていたので大丈夫。次の25周年には期待してますが・・。

 

後半、照明の雰囲気も変わり、なんつーか色気ダダ漏れ時間に突入。

剛くんのソロのコーナーもすごかった・・。色気が・・。

光一さんのソロは日頃の取組がすごく見える完璧なショーみたいですごかった・・。

どっちもスゴイのだけど本当に趣向の違うソロだから、ファンの好みも分かれるのでしょうなぁ・・。

 

私は剛くんのソロに釘づけでした・・。

色気・・・。切ない・・。

 

アップテンポの曲が続く後半、すごく音が大変そうで・・・。

でもそれでも気持ちを打つ歌声でした。

そのうち書くかもだけど、聴覚過敏で休職したことのある身としては、剛くんの辛さの100万分の1にも満たないかもだけど、耳の辛さや音が暴力になるあの怖さを知ってるから、聴いてて苦しい気持ちにもなりました。

それでも聴いていたい、聴いておかなきゃと思える歌声で・・。

 

終わりが来るのが寂しく、でも終わって解放されて欲しいと願うようなそんなコンサート・・。

こんな貴重なコンサートを聴くことができて幸せでした。

 

そして間違いなく、KinKiの二人はかっこよかった・・。

 

コンサート後、感情がうまく言葉にならなくて一言だけ感想をツイートしました。

 

 

そう・・たぶん、これは恋。

四十路を恋に堕としてくれた二人に感謝して、大阪の帰りにFCに入会しました。

 

しばらくは恋の余韻に浸りつつ、沼をさまよっていきたいと思います。