軽率に亀梨沼に堕ち直してきた、お話。
KAT-TUN KAZUYA KAMENASHI CONCERT TOUR 2017
「THE 一 ~Follow me ~」 名古屋公演を観てきた。
偉大なる、亀梨和也様本当に最高の時間をありがとう。
私をもう一度沼に突き落とすのは中丸君だと思ってましたが、
軽率に亀梨沼に堕ち直しました。
えぇ、あの忘れもしない2015年12月26日。
ジャニーズカウントダウンコンサート総集編、
「松潤とカナシミブルーを歌う亀梨君」
に堕ちたあの日のことをハッキリと思い出しましたよ・・。
あの日、あの数秒の過去映像に釘付けになった自分・・。
そう私がこのKAT-TUN沼にきたのは、数秒でも感じ取れるアイドル中のアイドル、
亀梨君の持つあの「空気」だったよな・・というのを、最初の1曲から頬を叩かれるような勢いで思い出させられたのです。
ほんともう、
「ハァッ!!これだった!!」
という想い・・。
詳細なレポはたくさん皆さんがあげてくれているので、そこは割愛しますが、とんでもない身体能力はもちろん、なによりも「見せる・魅せる」ことにこだわった「亀梨ワールド」・・・尊いとしか、言いようがないのです。
自分がどれだけファンに求められているのか、「亀梨色」にファンが染められたがっていることを熟知して、「ファンにそれを与えること」をあんなに全精力をかけてやってくれるとか・・あなたは聖母なの・・、マザーテレサ?・・ガンジー?・・いやむしろ、カンパネルラ・・みんなに愛を与えすぎていつか消えてしまうのでは・・と、本気で思う程でした・・。
でもファンにすべてを搾り取られて消えてしまうのではなく、亀梨君はファンの「亀梨君を求める気持ち」を飲み込んで、それを力にできる人なのですね・・。
ものすごい器のデカさ。
言い方が難しいのですが「ファンからの気持ち」って決してキレイなものだけでは無いと私は思うのですよ。
そこには「たくさんの中で自分だけ見て欲しい」とか「嫉妬」とか「エゴ」とか、こう生々しい生存競争みたいなものも混じってると思ってて、でも亀梨君はそういうものまでぜーんぶ飲み込んで「キレイでサラサラであったかい何か」に変えて、ファンに還してくれる人なんじゃないかと思う。
この浄化機能的なものの大きさが、「亀梨和也」の凄さであって、公演中何度も皆からの声援を求め、皆が求めるものは誰なのか?を問いかけ、
「お前らの中で『亀梨和也』がどれだけ必要なものなのか」
をファンに自覚させたうえで、その「欲」や「感情」を自分の中に取りこんでいく感じ
が怖いくらいに凄かった。
そして浄化されて亀梨君から還ってくる「キレイでサラサラであったかい何か」で会場が満たされていくあの感じ・・
すごく心地よくて、あったかくて、ドキドキして、楽しくて、満たされて、
でも終わりが来ることを知っている切なさに満ちてて・・。
すごく遠い未来から「今のこの時間にいる自分」を振り返っているような不思議な時間でした。
なんというか「青春の真っただ中で『あー、今がきっと青春なんだな』と思っている」それと同じような感じ。
もしいつかまた亀梨君がソロコンをするとしても、きっと今感じている気持ちとは違うものになるのだろうなぁ……。
公演は折り返し地点でまだ残り半分あるけれど、それでも永遠には続かないこの時間にどれだけのファンの方が切ない気持ちを抱いているのか・・。
できるだけたくさんの皆さんが、あの空間に入れることを願ってます。
少し切ない気持ちになってしまったので、今日はここまで。
次回は亀梨沼と中丸沼、片足ずつで生きていこう・・の話でもします。(笑)